『恋愛を科学する』
こんにちは。東京大学3年のわなみあやと申します。
1年生の頃から、少子化や晩婚化に問題意識を持っており、原因を明らかにするために、青年期の恋愛行動について研究しています。これまで多角的な分野から研究を続けて来ました。
このページでは、その研究や、これまで考えてきた恋愛に関する知見を紹介しています。
恋愛は青年期における重要な関心の一つであり、メディアなどで取り上げられることも多いことから、人々の高い関心が集められていることがわかります。しかしながら、内閣府の調査からも分かるとおり、恋愛から離れる若者の存在が指摘されています。
これまでの恋愛研究は、社会学や心理学、生態学から行われてきました。しかしながら、経済学やメディア学から行われてきている研究は2010年代非常に少なく、現在の多様化してきている青年の恋愛について明確に解明されているとはいいがたい状況です。そんな恋愛研究のこれまでを俯瞰し、今後どのような研究が求められているのかを知ってもらいたいと思っています。
- ネットにこのように研究を紹介するようになった経緯
また、最近のネットメディアにのっているような恋愛に関する記事は感覚に頼られて記述されている点が多く、学術的には疑念が残っていると言わざるを得ません。多くのメディアが恋愛についてとりあげていますが、最近の多様化する恋愛を丁寧にとらえ、問題解決にとりくもうとしている記事は極めて少なく、無名なライターがやみくもに記事を書いているだけ、というのが現状です。中には、「この記事本当かな…?」と思った方も多いことでしょう。情報過多なネットでは、恋愛に関する記述はオーバーな表現をして、読者の気を引き続ける必要があるのですから、疑問や違和感が残るのも当然です。
そんなネットメディアに流れている記事が参考にならないなと感じているユーザーが、今抱えている問題に対して納得できるような論文の紹介や、研究成果の紹介をしていく予定です。そんな論理的な文章読みたくないなという方にも、理解していただけるように、平易に紹介していきます。
さらに、有用な恋愛に関する物事(ネットの記事やTEDのプレゼンなどなど)を紹介し、皆様の恋愛関係の形成に役立てていただきたいと思います。恋愛に悩んでいる大学生はじめ20代の皆さんに有効な手立てを紹介したり、自らの研究とあわせ解決策を提示していき、恋愛を科学していきます。
正しい「恋愛観」や「恋愛に関する知見」を知っていただくことを目的にして、今後執筆してまいりますので、どうぞよろしくおねがいします。
わなみあや